【社会人向け】英語学習のモチベーションを維持するコツ

記事のポイント
  • 自分が英語でどうなりたいかをイメージすると、やる気が出て、勉強の方向性がはっきりする。
  • 最初からやる気を上げすぎず、日々少しずつ進めることが大切。
  • 英語の上達には時間がかかることを理解する。
  • 結果がすぐ出なくても、焦らず勉強を続けることが大事。
  • 通勤や寝る前など、生活の中で勉強する時間を決めると長続きしやすい。
  • 習慣化することで、やる気に頼らずに勉強を続けられる。
  • 自分の成長に気づくと、勉強を続けるモチベーションが上がる。

「英語の勉強を始めてみたけれど、忙しくて続けるのが難しい」「やる気が出ずに、勉強が三日坊主で終わってしまう」――こんな経験、ありませんか?
英語学習は一朝一夕では成果が出ないからこそ、自分に合ったやり方を見つけて進めることが大切です。
たとえば、通勤の電車の中でリスニングをしたり、カフェで30分だけ勉強したり、寝る前に少し単語を覚えたり・・・こうした小さな工夫を長続きさせられます。

英語の勉強をして自分がどうなりたいかをイメージする

英語の勉強を始めるとき、まず「自分が英語を使って何をしたいか」を考えることが大切です。例えば、仕事で英語を使いたいと思ったら、TOEICを勉強してスコアを上げることが目標になります。これで、転職や昇進に役立つことが期待できます。
また、旅行をもっと楽しみたいという理由で英語を勉強する人も多いです。英語ができると、現地で困ったときに道を聞いたり、レストランで注文したりするのが楽になりますよね。旅行がもっとスムーズに、そして楽しくなるのです。
英語を話せるようになりたいと思う理由は人それぞれですが、具体的に「何をしたいか」が分かると、勉強の進め方がはっきりし、モチベーションも維持しやすくなります。たとえば、仕事で英語を使うために勉強する人は、ビジネス英語を中心に勉強することができますし、旅行が好きな人は、簡単な会話から始めて、旅行で使えるフレーズを覚えたりできます。

無理にやる気を上げずに、少しずつ続ける

英語の勉強を始めると、最初は意気込んで頑張ろうと思うものの、だんだんとそのモチベーションが続かなくなることがあります。私もその一人で、最初は「今日は絶対に頑張る!」と思っても、すぐに疲れてしまい、勉強が続かなくなったことが何度もありました。
そんな時に気づいたのは、「無理にやる気を上げず、少しずつ進めることが大切」ということです。やる気がない日でも、無理に長時間勉強しようとせず、少しだけでも勉強を続けるようにしました。例えば、やる気がない日は、いつもの量を減らしてでも勉強することにしました。少しだけでも勉強をすることで、負担が軽くなり、続けることができました。
無理に「今日絶対に頑張らなきゃ!」と思うのではなく、少しずつ進めることで、勉強が負担にならず、続けやすくなりますし、続けていくうちに成長を実感できるものです。無理せず、自分のペースで続けていくことが大切だと私はいつも思います。

すぐに結果を求めないことが大事

英語の勉強を始める前に、「どれくらい時間がかかるんだろう?」と考えるのは、誰でも自然なことです。特に、勉強したことがない場合は、どれくらいの時間をかければいいのか、どのくらいの努力が必要なのかを知りたくなりますよね。しかし、英語のような言語を学ぶには、短期間で結果を求めすぎても、なかなか成果が見えないことがあります。
焦って結果を求めてしまうと、思ったより進まない自分にイライラしたり、「自分にはできないかも」と自分の能力を低く見積もってしまうこともあります。それが本末転倒で、モチベーションが下がってしまう原因にもなります。だからこそ、最初から結果を求めすぎず、少しずつ進めていくことが大切です。
英語学習は一夜にしてできるようになるものではないのです。目の前の小さなステップを積み重ねることが、長い目で見たときに大きな進歩に繋がります。自分のペースで少しずつ進んでいけば、焦ることなく、着実に成長を感じることができるようになります。それに、時間がかかることを理解していれば、進み具合が思ったより遅くても、モチベーションを維持しやすくなります。

習慣の中に英語学習を組み込む

毎日の英語学習を習慣にするために、私は通勤の電車(往復2時間)とカフェ(1時間半)の時間を活用して、合計3時間ほど勉強しています。通勤で電車に乗ったら金フレを開くようにしていますし、仕事を終えてカフェに着いたら問題集を解くようにしています。
最初は社会人として仕事や生活に追われる中で、ゆっくり勉強する時間を確保するのが難しいと感じていました。
ですが、こうして隙間時間を有効に使うことで、仕事と両立させながら勉強を続けられています。
それに、無理がないのがいいです。自分で勉強しようと机に向かうのが私は子供のころから苦手でした。
あとは、寝る前にも気張らずに勉強しています。このときは時間を計らずに勉強していますが、リラックスしながらの勉強もまた良いものです。
ちなみに勉強時間を計画するときには、私が作ったツールですが勉強タイムスケジュール作成ツールを使ってみるのもいいかもしれません。勉強時間の予定表は、一度作って、やってみて、難しかったらまた作りなおすくらいでちょうど良いものだと思います。気張らずに作ってみてください。

出来ないことに目を向けずに、出来るようになったことに目を向ける

英語の勉強をしていると、最初はうまくいかないことが多いです。例えば、「リスニングが全くできない」「単語が覚えられない」と感じることもあります。でも、できないことばかりに焦点を当てていると、だんだんやる気がなくなってしまいます。だから、できるようになったことに目を向けることが大切です。
私の場合、大学入試も高校入試も英語を使わずに通り過ぎたので、正真正銘の中学英語から勉強を始めたのですが、ほんとうに数えきれないくらい、出来ないことがありました。ですが、出来なくて当たり前としてとらえて、出来るようになったことに目を当てながら、一つ一つの壁を壊していきました。
そして、一つの成功体験として、中学英語を一通り学習したあと、一冊のTOEICの問題集を一年ほどストイックに続けて勉強した頃に一つのブレイクスルーを経験しました。英語のニュースサイト(NHK WORLD)を読んでいるとき、最初はすべての単語を調べていたのに、固有名詞やその分野特有の単語以外であれば、調べなくても内容がだいたい分かるようになったのです。一冊のTOEICの問題集の原稿を覚えてしまうほど勉強する過程で英単語や文法解析の知識がしっかりと身についたからだと思いました。
英語に限らない話ですが、一つのことがきちんと出来るようになるまでには時間がかかるものです。出来なことに目を向けると嫌な気持ちになるし、もうやめようかなと思うものです。
けれど、何かができるようになった時ちゃんと一つ一つのことを喜んで、出来るようになっていく過程を楽しんでいくと、英語の勉強を楽しんで続けることができます。

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空井 翔(そらいかける)
空井 翔(そらいかける)

資格勉強

2020年頃から通勤時間で勉強し始め、資格取得を通じて自分のスキルを磨き続けています。最初は30分から無理なく始めて、今では通勤電車やカフェで平日3時間半、タフに勉強しています。
独学の難しさややりがいを実感してきたからこそ、同じように勉強している人たちをサポートしたいと考えています。

ちなみに今は応用情報技術者試験とTOEICの勉強をしています。一緒に勉強してくれる方は、空井翔(そらい)のXアカウントをフォローしていただければ幸いです。あまり絡みませんが気が合いそうなら投稿を見に行きます。

合格・取得済みの資格

基本情報技術者試験、ウェブ解析士、博物館学芸員

私の経歴

1994年、岡山生まれ。東京在住。学生時代には美術大学でゲームやウェブサイトのデザインを専攻し、同時に博物館学芸員課程も修了しました。卒業後は都内のゲーム会社で働いたあと、長年にわたりメーカー企業等で商品の企画設計や開発、ウェブサイトの運営に携わってきました。

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